そのデスク、部屋に置ける?
店で見たときはちょうどよく見えたデスクも、壁ぎわに置いたとたん椅子が引けなかったり、クローゼットの扉に当たったりします。ToScaleなら、お手持ちの間取り図の上にデスクを実寸で置いて、必要な壁の長さと、椅子を引くぶんの床が残るかを買う前に確認できます。
間取り図の写真やスクリーンショットをアップロードし、長さのわかる箇所をクリックして縮尺を一度だけ設定。あとはデスクを実際の幅と奥行きで追加して、置きたい壁ぎわへドラッグするだけです。日本で売れ筋なのは幅100cm・120cm・140cm、奥行きは45cmか60cmの2択で、L字デスクは直角に交わる2辺ぶんの壁を測る必要があります。ただしデスクは天板の寸法で売られていて、部屋で効くのは椅子を引く床のほうです。デスクチェアはキャスター脚の直径が60〜70cmあるので、天板の手前に最低60cm、後ろを人が通るなら90〜100cm残してください。ドラッグしながら隙間がその場で出るので、窓下・クローゼット前・ベッドと向かい合わせと、置き方を何通りか試してから決められます。
デスクの種類別に、壁から何cm要るか
デスクは天板の幅で選びますが、置けるかどうかを決めるのは壁から手前に取れる床の奥行きです。下の表は日本で実際に売られているサイズと、椅子を引いて座れる状態にするまでに要る奥行きの目安。数値は目安なので、最後はご自宅の間取り図で実測を。
| デスクの種類 | 日本での定番サイズ(幅×奥行き) | 壁から必要な床の奥行き(椅子の引き代込み) | 見落としやすい点 |
|---|---|---|---|
| コンパクトデスク・パソコンデスク | 幅80〜100×奥行45cm | 約105cm | 奥行45cmに24インチモニターを置くと視距離が40cm台になり目が疲れる。モニターアームで奥に逃がす前提の寸法 |
| 平机(標準) | 幅120×奥行60cm | 約120cm | 国内の家具がこの寸法を基準に作られている定番。腰窓の下に置くとカーテンの裾が天板に載り、掃き出し窓なら開閉をふさぐ |
| ワイドデスク | 幅140〜160×奥行60〜70cm | 130cm前後 | 壁一面をほぼ使い切る。910mmモジュールの部屋は、窓とクローゼットの間に残る壁が140cmに届かないことが多い |
| L字・コーナーデスク | 全体150×150cm(各辺の奥行き60cm) | 座る側で約120cm | 直角に交わる壁が2面要る。どちらかの辺にドアの開き軌跡がかかった時点で成立しない |
| 電動昇降デスク | 幅120〜140×奥行70cm | 130cm前後 | 脚のベースが天板より前後に数cm出る。上に吊戸棚やエアコンがあると天板を上げきれない |
| 学習机(ワゴン付き) | 幅100〜110×奥行60cm+ワゴン幅40cm | 約120cm+ワゴンを引き出す40cm | ワゴンを机下に入れるか横に出すかで必要な幅が40cm変わる。上棚を付けると高さ180cm前後になり窓にかかる |
足りなくなるのは幅ではなく奥行きです。江戸間6帖の内法はおよそ2.6×3.5m。短辺の向きにベッドの長さ195cmを取ると残りは65cmで、壁から120cm要るデスクはそこに入りません。デスクは長辺側の壁に回すのが基本です。さらに図面の寸法は壁芯(壁の中心)基準なので、実際に家具が収まる内法は各壁で5〜10cmずつ小さくなります。間取り図をToScaleにアップして縮尺を合わせ、ベッドとデスクを実寸で並べて残りを確かめてください。
よくある質問
- 6畳の部屋にデスクは置ける?
- 置けます。江戸間6帖の内法はおよそ2.6×3.5mで、シングルベッド(97×195cm)を壁付けにしても幅100〜120cmのデスクを置く壁面は残ります。問題は幅より奥行きで、天板60cm+椅子の引き代60cmで壁から120cmの床が要ります。短辺(2.6m)にベッドを縦に置くと残りが65cmになりデスクは入らないので、デスクは長辺側の壁に回してください。
- デスクの奥行きは45cmと60cmどっちがいい?
- モニターを置くなら60cm、ノートPCだけなら45cmで足ります。奥行45cmだと24インチモニターまでの視距離が40cm台になって目が疲れますが、床で必要な奥行きは45cmのデスクで約105cm、60cmで約120cmと15cmしか変わりません。壁から120cm取れるなら60cm、取れないときだけ45cmに落とすのが現実的です。