📐 ToScale

そのチェスト、部屋に入る?

結論 幅100cmのローチェスト(奥行44cm)は、引き出しを全開にすると壁から約85cm出ます。壁ぎわに収まるかどうかより、この引き出し代のほうが先に詰まります。江戸間6帖(内法およそ2.6×3.5m)にダブル(140×195)を壁付けすると残りは約1.2m。向かいの壁に奥行44cmのチェストを置くと、引き出しを開けたとき通路は35cm前後しか残りません。ハイチェストは転倒防止金具の分で壁から2〜3cm浮くので、それも見込んでください。

壁ぎわにぴったり収まっても、ベッドやクローゼットの扉が引き出しをふさげば使えません。ToScaleなら間取り図の上にチェストを実寸で置けるので、壁のどこに収まるか——そして引き出しを全部引くだけの床が手前に残るか——を買う前に確認できます。

間取り図をアップロードし、縮尺を一度だけ設定。あとはチェストを実際の幅と奥行きで追加して、壁ぎわへドラッグするだけです。国内で多いのは幅100×奥行44×高さ85cmのローチェストと、幅80×奥行44×高さ120cmのハイチェスト。引き出しは本体の奥行きとほぼ同じだけ手前に出るので、壁から約85cmの帯が空いている必要があります。ベッド、押入れやクローゼットの扉、内開きの室内ドアも同じ図に置いて、その帯と重ならないか確かめてください。ドラッグしながら隙間が出るので、何cm足りないのかがその場でわかります。

チェストの手前は前面から75cmほど空けておくと、引き出しを全開にしてしゃがんで中まで見られます。押入れやクローゼットの前に置くなら、折れ戸が手前に30cmせり出す分も引いて考えてください。
自分の間取り図でチェストを確認する →

チェストのサイズと、引き出しが出てくる長さ

カタログに載っているのは引き出しを閉めた状態の奥行きです。効いてくるのは全部引き出したときの奥行きで、フルスライドレールなら本体の奥行きとほぼ同じだけ前に出ます。そこにしゃがむ分を足すと、奥行44cmのチェストでも壁から1.2mの床が要ります。国内でよく売られているサイズと、それぞれが実際に食う床をまとめました。

タイプよくあるサイズ(幅×奥行×高さ)引き出しを全開にしたときの壁からの出手前に空けておく床見落としやすい点
ローチェスト(3〜4段・幅100)100×44×85cm壁から約85cm75cm上にテレビを載せる前提で選ばれがちだが、高さ85cm+テレビだと寝ながらの視線に合わない。窓下に置くならカーテンの裾が引き出しの上に垂れる
ハイチェスト(5〜6段・幅80)80×44×120cm壁から約85cm75cm上段を開けると前に傾くので壁固定が前提。L字金具でも突っ張り式でも壁から2〜3cm浮き、賃貸で穴を開けられないなら天井までの突っ張り代10cm前後も要る
ワイドチェスト・リビングチェスト120〜140×45×85cm壁から約90cm75cm壁1面をまるごと使うので、内開きドアの弧やエアコンの真下と取り合いになる。幅140cmの完成品は廊下の曲がり角で回らないことがある
スリムチェスト(幅60・5〜6段)60×40×110cm壁から約80cm75cm隙間には入るが、開けた引き出しが通路をふさぐ。通路脇に置くなら引き出し代40cm+人が通る55cmで、有効幅1m前後が必要
押入れ用チェスト・衣装ケース39〜75×74×23〜30cm(押入れ用)押入れの手前へ約70cm襖の前に70cm奥行74cmは押入れ(内寸奥行約80cm)用。洋室クローゼット(内寸奥行約60cm)には入らず扉が閉まらないので、そちらは奥行53cmのクローゼット用を選ぶ
ドレッサー(三面鏡・椅子付き)80×40×140cm壁から約80cm90cm(椅子を引く分)鏡の上に壁が要るので勾配天井や吊り棚の下は不可。椅子は本体寸法に入っておらず、しまう場所がなければ常に40cm分の床を占める

壁の長さより先に詰まるのは、引き出し代と搬入経路です。まず間取り図でドアの開き(内開きなら弧の分だけ壁が使えません)と、ベッドやクローゼットまでの距離を見てください。チェストは組み立て済みの一つの箱で運ばれるので、玄関ドアの有効開口幅75〜80cm、室内ドアの70〜75cm、マンションならエレベーター扉の有効幅80cm前後に、幅と奥行きのどちらかが収まっている必要があります。幅80cmのハイチェストは立てたままだと有効開口70〜75cmの室内ドアで止まるので、横に倒して奥行44cm側から入れる前提です(組立式なら板の状態で入るため、この制約は消えます)。ToScaleに実測値で置いて、手前の引き出し帯まで描いてから買ってください。

よくある質問

チェストの前はどれくらい空ければいい?
前面から75cm空ければ、引き出しを全開にしてしゃがんで中まで見られます。奥行44cmのチェストなら壁から約1.2mです。引き出しは本体の奥行きとほぼ同じだけ出るので、壁から約85cmの位置にベッドの側面やクローゼットの折れ戸があるとそこで止まります。間取り図に置いて、その帯に何もないか確かめてください。
6帖の寝室にチェストは置ける?
置けますが、ベッドのサイズしだいです。江戸間6帖の内法はおよそ2.6×3.5m。ダブル(140×195)を壁付けすると残りは約1.2mで、向かいの壁に奥行44cmのチェストを置くと引き出しを全開にしたとき通路は35cm前後しか残りません。セミダブル(120×195)なら残り1.4mで、引き出し代85cmの手前に55cmの通路が残ります。ダブルを使うならチェストは足元側の短い壁に回すか、幅60cmのスリムタイプにしてください。

人気のガイド

← ToScale